一般社団法人いぬ山さんぽ協会について

1:愛犬と山の中を散歩する事

私達は、愛犬と共に山の中を散歩する事を「いぬ山さんぽ」と命名し、それを推進する団体として一般社団法人いぬ山さんぽ協会を設立しました。

私達は、約7年間ほぼ毎日愛犬たちと共に山の中を散歩し、いぬ山さんぽで犬も人も山もハッピーになれると考えるようになりました。

犬と山の中を散歩すると、今まで以上に愛犬の素晴らしさに気づくと思います。人にとっても、そして自然にとっても良いことが連鎖的に起こる「いぬ山さんぽ」。さあ、愛犬とともに山に繰り出しましょう!

2:犬も人も楽しく健康になれる

山の中は都会と違って犬も人も自由になれます。自然を感じながらストレスフリーな散歩をするだけで、犬も人も心身ともに健康になれるのが「いぬ山さんぽ」の醍醐味です。

犬たちは山の中が大好きです。起伏に飛んだ地形をものともせず駆け回り、様々なものに興味を示すその姿を見るだけでそれが理解できます。

人にとっても山の中は素晴らしい環境です。人通りや車などは皆無、犬の排泄もそのまま放置して自然に返す。ほどよい運動にもなり足腰が鍛えられます。登山道ではない本当の山の中を散歩することで様々な発見もあり楽しいですよ!

3:荒廃した里山が復活する

日本各地の里山が荒廃したのは「里山を利用する目的が失われた」ことが1つの要因です。かつては里山から燃料(薪や炭)や各種材料(建築材料など)、食料(山菜や動物の肉)を得るために人々は率先して山に入って整備してきました。

「いぬ山さんぽ」は、愛犬の散歩の場所として日常的に里山を利用することで、荒廃した里山を整備していく動機になります。

愛犬とともに山で暮らす場所を自ら開拓し維持していく事、これが私達の「いぬ山さんぽ」の基本理念です。

4:野生動物問題の軽減

日本各地でイノシシやニホンジカなどが、里山地域にまで活動範囲を広げて様々な問題を引き起こしています。

犬は、野生動物たちにとって狼と同じような存在だと思われます。野生動物たちの行動範囲に犬の痕跡を色濃く残すことによって野生動物たちの進出に影響を与えられる事が私達の経験上分かってきました。

いぬ山さんぽは、無理なく行える野生動物問題の解決方法の1つと言えるでしょう。